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パレスチナ-日本 伝統衣装の融合展

13 Nov 2019 11:11:10 GMT9

カルドン アズハリ - 東京


駐日パレスチナ大使夫人のマアリ シアムさんが、先週マキ ヤマモト-アラカワさんの協力のもと、アラマンダホテルでパレスチナ伝統衣装と日本の帯の展示会を開催した。

展示されたパレスチナ伝統衣装は、マアリさんの義母(大使の実母)が所有するもので、何年もの間保存していたとのこと。
マアリさんはこの展示会のためにこれらの衣装をパレスチナから空輸した。

展示会は2つのセクションに分かれており、ひとつ目はクロスステッチ刺繍を使ったパレスチナの伝統衣装。このクロスステッチ刺繍はパレスチナで何代もの間母から娘へと受け継がれてきた技術。

ほとんどのデザインやモチーフはパレスチナの村や町での生活を表しており、各地域でそれぞれの特色がある。これらの伝統衣装は、パレスチナの長い歴史やアイデンティティを代表する賜物だ。

展示会のもう1つのセクションはパレスチナと日本の伝統衣装の融合がテーマだ。

マキ ヤマモトさんという若い女性は、私が愛し尊敬する女性です、とマアリさんは言う。パレスチナのクロスステッチ刺繍の技術を日本の着物の帯に取り入れた文化交流のパイオニアである。そしてこれらの帯をパレスチナ難民たちの手で製作させたのである。

パレスチナ刺繍を取り入れた日本の帯は、世界に美しいメッセージを発信している。
マキさんはパレスチナに20回以上訪れたとのことだ。
距離や言葉の壁、難しい状況を乗り超えた賜物だ。

この展示会は、河野防衛大臣夫人などを含めた各界の著名人や駐日大使館の代表者らを含む沢山の人々が訪れ、成功裡に終了した。

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