20億リヤルの基金、サウジアラビア医療セクターの中小企業を支援

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20億リヤルの基金、サウジアラビア医療セクターの中小企業を支援

20億リヤルの基金、サウジアラビア医療セクターの中小企業を支援

聖地メッカのアジャド・アルマサフィ地区住民向け移動クリニックで患者を診察するサウジアラビア人看護師。2020年4月7日。（ファイル/ AFP）

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09 Apr 2020 12:04:48 GMT9

アラブニュース

ジェッダ：サウジアラビアの社会開発銀行は、サウジ王国のヘルスケアセクターにおける既存および新規の中小企業支援を目的に、20億サウジアラビア・リヤル（5億3000万ドル）の「ヘルスケアポートフォリオ」を立ち上げた。

この基金は、新型コロナ危機の財政・経済的影響の緩和を目的に最近設立と発表が行われた120億リヤル支援プログラムの一部を成すものである。

この新たなイニシアチブの下で、サウジ社会開発銀行（SDB）は各受益者の要件に合わせて調整された柔軟な資金調達ソリューションを速やかに提供し、この重要なセクターの中小企業が公共サービスの提供を維持するとともに今後もさらに経済成長や雇用に貢献できるよう支援する。さらに、サウジ王国の「ビジョン2030 クオリティ・オブ・ライフ・プログラム」と、国の医療サービスの改善および医療システムの世界ランキング向上というその長期的な目標も支援するものである。

SDBのイブラヒム・アル＝ラシッドCEOは、以前同銀行の資金を提供された医療セクターの中小企業は急成長を遂げ、全国の27のSDB支店で利用可能な譲許的融資やビジネスサービスの恩恵を受けたと述べた。

アル＝ラシッドCEOは、この新たな医療ポートフォリオは、保健省が認可した12分野（医療施設、医薬品・医療機器工場、専門クリニック、診療所、放射線センター、デイクリニック、医療研究所、在宅医療センター、救急医療、リハビリテーション、予防医療、医療サービス）の中小企業への資金提供を通じて医療セクターを支援するという同銀行の戦略的目標に沿ったものだと付け加えた。

アル＝ラシッド氏によると、この20億リヤル基金により1,000社を超える既存および新規の中小企業がこの重要な時期に重要なサービスを提供し続けることができるだけでなく、サウジ王国の長期的な戦略目標にも貢献できるという。

1971年に設立されたSDBは、個人や中小企業に対する1,070億リヤルの資金提供や幅広いビジネス支援サービスの提供により、これまでに270万人を超えるサウジ国民を支援してきた。

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