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トルコ航空がエアバス、ボーイング機の納入延期

25機発注済みのエアバス350-900のうち納入の準備が整った機体については現在交渉中で、残りの分は納入延期に向け話を進めているとのこと。(File/AFP)
25機発注済みのエアバス350-900のうち納入の準備が整った機体については現在交渉中で、残りの分は納入延期に向け話を進めているとのこと。(File/AFP)
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28 May 2020 02:05:54 GMT9
28 May 2020 02:05:54 GMT9
  • ターキッシュエアラインズは一部の国内便を6月4日、国際便を6月10日に再開する計画
  • 同社の取締役会兼執行委員会のイルケル・アイジュ会長、コロナウイルスによる市場への影響は最長5年続くとの見解

イスタンブール: 27日、コロナ禍でほぼ全便の運航を停止したターキッシュエアラインズが、一部のボーイングとエアバス機の納入を延期するとする同社会長の発言が報じられた。

旅行業界は世界的な低迷に陥っているが、ターキッシュエアラインズは一部の国内便を6月4日、国際便を6月10日に再開する計画だ。

一方、同社の取締役会兼執行委員会のイルケル・アイジュ会長はトルコのヒュッリイェト紙に対し、コロナウイルスの影響は最長5年ほど続き、2019年レベルのロードファクターに達するまでには、まだしばらく時間がかかるとの見解を述べた。

また、同社は25機の787-9のうち半数を受領していたが、残りの機体については納入が延期となる可能性があるとした。

さらに25機発注済みのエアバス350-900のうち納入の準備が整った機体については現在交渉中で、こちらも残りの分は納入延期に向け話を進めているという。

「今後発生するかもしれない深刻な負担の軽減に努めています。今はナローボディ機を取得しています。」

アイジュ氏によると、同社は国内便および2時間以内の短距離便での機内食の無料提供は今後廃止されるという。

また、同社は雇用の維持に努めるが、最も賃金が低い従業員を支えるため、給与は調整する必要があるとも述べた。

ロイター

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