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日本旅行業界 大打撃を受け今後の計画を練る

日本の大手旅行会社の1月から3月期の業状は4割減少したと報告された。(AFP)
日本の大手旅行会社の1月から3月期の業状は4割減少したと報告された。(AFP)
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31 May 2020 04:05:59 GMT9
31 May 2020 04:05:59 GMT9

アラブニュースジャパン

東京:日本旅行業協会のデータによると、今年は新型コロナウイルス感染拡大とそれに関連した規制により、日本人による旅行は大幅に減少した。それにもかかわらず、日本旅行業協会は、年が進むにつれて旅行数の回復を計画している。

JATAインターナショナル・ニュースレターによると、4月に海外旅行をした日本人旅行者の数は、前年同月比86%減の前年同月の約192万9000人からわずか約27万2000人となった。4月の一部の期間は、4月16日から始まった緊急事態宣言の期間となっていた。

5月25日に日本全体の緊急事態宣言は解除された一方、国境規制は依然として行われており、インバウンド、アウトバウンドの観光客が制限されている。世界的に観光客が大幅に減少していることに伴い、日本の大手旅行会社は1月から3月の四半期の業状が40%減少したと報告している。

しかし、同団体によると、日本政府と旅行業界は7月に国内旅行を奨励するための全国的な「Go to」キャンペーンを導入する予定だという。政府はこのキャンペーンに約120億ドルを割り当てていると報じられており、割引券やクーポンなどの戦略を通じて需要喚起をねらう。

さらに、正確な実施時期は新型コロナウイルス流行の状況や各国の渡航制限の解除時期によるものの、海外旅行の促進に焦点を当てた二つ目のキャンペーンを10月に開始する予定である。

JATAによると、最初に中国や韓国など近隣諸国からのインバウンド旅行が秋に復活する可能性が高く、一方日本人旅行者による海外旅行は冬に回復に向かい始めることが予想される。

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