東京:ソフトバンクが日本の法人顧客に人工知能サービスを提供するため、OpenAIと合弁会社を設立する計画が大幅に遅れていることが、関係筋の話で明らかになった。
このジョイント・ベンチャーは今年の夏に設立される予定だったが、準備に予想以上の時間がかかっており、進捗状況の更新は11月になる見込みだという。
ソフトバンクは、準備は進んでいると述べたが、詳細についてはコメントを避けた。OpenAIはコメントを求めたが、すぐに回答は得られなかった。
ソフトバンクの孫正義CEOは2月、OpenAIのサム・アルトマンCEOとともにSB OpenAI Japanの設立を発表した。ソフトバンクは、このベンチャーはOpenAIとソフトバンクとその国内通信部門が設立した会社が所有すると発表した。
6月の株主総会で、通信事業の宮川 潤一CEOは、7月末がベンチャー設立の目標だと述べた。この事業が提供する商品については検討中であると宮川CEOは述べた。
孫CEOは、一連の技術投資の不調による人員削減の後、OpenAIやAI関連の他のベンチャー企業を支援し、再び派手な投資を行っている。
ソフトバンクの後藤 芳光最高財務責任者(CFO)は先月、アメリカでデータセンターを開発する5,000億ドルのスターゲイト・プロジェクトは、他の当事者との交渉が長引き、立地に関する決定が遅れていると述べた。
ロイター