東京:東京に本社を置くメディデントは、日本・サウジアラビアEXPO投資フォーラムを利用し、日本の医療デジタル変革戦略とサウジアラビアのビジョン2030を結びつける覚書を締結したと、9月24日に発表した。
この合意は、AI診断、XRベースの手術トレーニング、医療機器開発、医療教育プラットフォームなどの分野をカバーしている。メディデントはまた、CT、MRI、口腔内スキャンをベースにVRと触覚シミュレーションを組み合わせたトレーニングツール「3Dクローンモデル」の臨床・教育への導入を加速させる計画だ。
メディデントの 富田 大介CEOは、「私たちの取り組みは、学術的にも政策レベルでも認知されつつあります。「日本の強みであるデジタルヘルスケアとサウジアラビアの改革アジェンダを結びつけることで、国際的な共創のための新たな枠組みを構築していきます」
この契約は、サウジアラビア・日本EXPO投資フォーラムの壇上で、アル・ファイサル大学バイオテク・センターのヘルス・イノベーション・ディレクターであるヌール・A・アル・サードーン博士、アル・ファイサル大学学長のモハメッド・アル・ハヤザ博士閣下、アル・ファイサル大学投資省のハーリド・A・アル・ファリーフ大臣閣下とともに調印された。アル=ファリーハ サウジアラビア王国投資大臣、古賀友一郎経済産業副大臣、メディデント代表取締役社長 富田大介氏、日本口腔保健協会理事 冨田由美子氏が臨席した。
メディデントはミライズメディカルグループの一員であり、東京の高級住宅街である南青山と銀座で、矯正歯科、口腔保健、再生療法を中心としたクリニックを運営している。