東京:日本の航空会社大手2社、ANAホールディングスと日本航空(JAL)は木曜日、中東紛争が燃料費を高騰させており、先行きは不透明だと述べた。
しかし、両航空会社の幹部は、短期的な供給途絶の兆候はないと述べ、ANAの幹部は、紛争による影響は今年後半には緩和されるだろうと付け加えた。
ANAの芝田 浩二CEOは、中東情勢の緊迫化による影響は7-9月期から徐々に薄れ、年度後半には正常化する見込みであると述べた。
芝田 氏によると、燃料の想定は四半期によって異なるが、現在のところ燃料不足による減便や欠航の計画はないという。
ANAは、燃料価格の上昇により、今年度は約1,400億円(8億7,200万米ドル)のコスト増になると予測しているが、ヘッジ、運賃、コスト削減により、その影響は約600億円に抑えられる見込みである。
ANAの中堀公博最高財務責任者(CFO)は、国内の燃料需要のおよそ90%はすでにヘッジされていると述べた。
ANAは、2027年4月からの会計年度に国内線燃油サーチャージの導入を検討していると付け加えた。
JALの 斎藤 祐二CFOは、5月の国際線用ジェット燃料の確保に問題はなく、国内線についても供給上の問題はないと述べた。
JALは、シンガポールのケロシン価格が1バレル平均200ドル、円相場が1ドル=160円で推移した場合、燃料費が月約280億円増加すると試算しているが、政府の支援や収益強化、燃油サーチャージによって影響の一部は相殺されるとしている。
斎藤氏によると、国際線、国内線の旅客路線、貨物路線、格安航空会社の需要は引き続き非常に好調で、予約や運賃は予想を上回っているという。
ロイター