ADNOCとXRGは、エネルギー・バリューチェーン全体で新たな成長機会を創出するため、三井物産と戦略的提携協定(SCA)を締結した。
本協定は、産業・先端技術大臣、日本担当特使、ADNOCのマネージング・ディレクター兼グループCEO、ならびにXRGの執行会長を務めるスルターン・アル・ジャーベル博士の訪日中に調印された。
本協定に基づき、各社はLNG、原油、硫黄、海運、化学品分野における協業に加え、XRGを通じた国際的なエネルギー投資機会についても検討していく。
ADNOCダウンストリーム産業・マーケティング・トレーディング部門のCEO代行であり、ルワイスLNGの会長を務めるナーセル・アル・ムハイリ氏は次のように述べた。 「日本はADNOCにとって基幹市場であり、三井物産は長年にわたり信頼を寄せるパートナーです。本合意により、LNG、原油、硫黄から海運、化学品に至るエネルギー・バリューチェーン全体での協力を拡大するとともに、XRGを通じて、国際的な投資と低炭素成長に向けた新たな機会を切り拓きます」
「互いの強みを組み合わせることで、供給のレジリエンスを強化し、顧客により大きな価値を提供するとともに、アジア全域で持続可能な長期的な成長を実現することを目指します」
三井物産の常務執行役員である山口 賢一郎氏は、この戦略的提携協定が、UAEに対する三井物産の揺るぎないコミットメントを再確認するものであると述べた。
「本協定が、エネルギーおよび化学品のバリューチェーン全体において、ADNOCおよびXRGとのパートナーシップをさらに強固なものにする道筋となることを確信しています。 三井物産は、1970年代から続くADNOCとの長きにわたる良好な関係を尊重しており、将来の協業に向けた広範かつ多面的な枠組みを正式に確立するこの機会を心から感謝しています」と述べた。
本SCAは、原油市場の開発および長期供給、LNGの販売と最適化、硫黄の調達と物流、ならびにLNG、アンモニア、硫黄およびその他の商品向けの海運ソリューションなど、複数の戦略的分野にわたる協力の枠組みを確立するものである。
また、XRGを通じて、ADNOCと三井物産は、エネルギー・バリューチェーン全体にわたる国際的な投資機会を評価するとともに、低炭素燃料や化学製品、メタノール、およびTA’ZIZでのその他のプロジェクトに関する協力の可能性についても検討する。
日本はADNOCにとって最も重要な戦略的市場の一つであり、同社は日本の原油輸入量の約3分の1を供給している。
エミレーツ通信