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「失望」した億万長者の兄弟たちが、サウジの新たなニューカッスル入札話を促す

ニューカッスルの買収話はプレミアリーグが何カ月も引き延ばした挙句に反故になった。 (AP/資料写真)
ニューカッスルの買収話はプレミアリーグが何カ月も引き延ばした挙句に反故になった。 (AP/資料写真)
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05 Aug 2020 12:08:00 GMT9
05 Aug 2020 12:08:00 GMT9
  • ルーベン兄弟は、PIFがクラブを買収した際にはその一部である10%を購入したいと考えている
  • 兄弟は、話を前へ進める道があるのであれば依然として取引を「全面的に支持」する立場だ

フランク・ケイン

ドバイ:サウジアラビアのパブリック・インベストメント・ファンド(PIF)がサッカークラブ「ニューカッスル・ユナイテッド」を3億ユーロ(3億9000万ドル)で入札することを支持する、別の大きな資金支援者が現れた。

クラブの10%を購入したいとする億万長者の実業家であるルーベン兄弟は月曜日に、イングランドのプレミアリーグに何カ月も交渉を引き延ばされた挙句、先週末に入札話が反故になったときには「非常に失望した」と述べた。

「我々はプレミアリーグとの話し合いを復活させて前へ進めることができれば大歓迎であり、ルーベン兄弟からは、話を前進させる道があるのであれば引き続き取引を全面的に支持すると聞いている」と兄弟が所有するアリーナ・レーシング社は声明を発した。

ルーベン兄弟が取引を新たに支持したことで、買収の話が先週流れてから沈黙を保っているプレミアリーグ最高責任者のリチャード・マスターズ氏には大きな圧力が掛かる。

パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)は、4月に取引契約が交わされてから所属クラブ買収の是非を決定する職務を追うプレミアリーグが何の決断も下していないことに、失望と不満を隠さなかった。契約では、サウジの主権国家資産ファンドである同ファンドが128年の伝統をもつ同クラブの80%を所有することになっていた。

この取引の中心人物で残りの10%を購入することになっていた英国投資家アマンダ・ステイブリー氏もまた、この話が復活することを望んでいる。

イングランド北東部に既に2つの競馬所を所有するルーベン兄弟は、「我々は英国にプレミアスポーツ中心地を作ることを計画しており、この地域にとって非常に重要な開発事業に着手し、サッカークラブとの貴重な相乗効果を楽しんでいる」と述べた。

「それらの素晴らしい計画が無駄にならないことを我々は引き続き望んでいる」

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