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三菱重工、他社に対し非稼働労働者を引き受けるよう要請

三菱重工は、いくつかの企業に対し、中部地方の工場の非稼働労働者を一時的に雇用するよう要請したと語った。(三菱重工業)
三菱重工は、いくつかの企業に対し、中部地方の工場の非稼働労働者を一時的に雇用するよう要請したと語った。(三菱重工業)
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28 Oct 2020 06:10:02 GMT9
28 Oct 2020 06:10:02 GMT9

三菱重工業(MHI)は、コストを削減し、新型コロナウイルスの感染拡大による景気後退を乗り切るため、いくつかの企業に対し、中部地方の工場の非稼働労働者を一時的に雇用するよう要請した、と2つの情報筋がロイターに語った。

三菱重工は、トヨタ自動車の関連部品メーカーである豊田合成などの愛知県の企業に対し、1月から最大3年間、数十人の労働者を異動させるよう働きかけている、と計画を知る情報筋が報じた。

彼らはメディアへの発言を許可されていないので、身元を明かさないよう求めた。

三菱重工のスポークスマンは、「出向を通じて労働人口を調整しているが、詳細は公表していない」と話す。 豊田合成のスポークスマンは、すぐにはコメントできないと語った。

日本最大の重機メーカーは、第1四半期に713億円(6億8000万ドル)の営業損失を計上し、9月30日までの3か月間の業績を金曜日に発表する予定だ。

地元メディアの報道や情報筋によると三菱重工は、ローンチカスタマーのANAホールディングスなどの航空会社を含む、航空業界の崩壊に対処するためのコストを抑えるため、「三菱スペースジェット」「リージョ

ナルジェット」などの事業開発の凍結など、新たな事業計画も発表する予定だ。

日本政府の助成を受けて、三菱重工業は世界的な民間航空機メーカーになるためにスペースジェット計画を開始した。しかし、技術的な問題により、2013年から2022年3月末にかけて、ANAへの最初の納品を6回延期する結果となった。

MHIは、民間航空機メーカーのボーイング社とエアバスSEの主要な航空機部品サプライヤーでもある。航空会社は生き残るために奮闘しており、これらの企業も被害を受けている。

日本最大の航空会社であるANAは火曜日、3月31日までの1年間で5,050億円の営業損失を見込んでおり、400人以上を他の場所に派遣する計画だと語った。(1ドル=104.7900円)

ロイター通信

 

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