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日経が29年ぶりの高値、ホンダは上向きの収益で自動車メーカーをリード

米国大統領選の不透明感から先週は買い控えていた投資家が、買いに殺到している。財政刺激策やCOVID-19の拡散を抑える対策の拡大に対するバイデンの能力が注目されている。(AFP)
米国大統領選の不透明感から先週は買い控えていた投資家が、買いに殺到している。財政刺激策やCOVID-19の拡散を抑える対策の拡大に対するバイデンの能力が注目されている。(AFP)
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09 Nov 2020 02:11:05 GMT9
09 Nov 2020 02:11:05 GMT9

東京: 日本の日経株価平均が月曜、米国大統領選挙でジョー・バイデンが勝利を確実にしたことを受け、約30年ぶりの高値に達した。本田技研工業も好調な四半期業績の数字を受けて、自動車メーカーの値上がりをリードした。

米国大統領選の不透明感から先週は買い控えていた投資家が、買いに殺到している。財政刺激策の拡大やCOVID-19の拡散を抑える対策に対するバイデンの能力が注目されている。

日経は日中の高値24,678.62を記録し、2018年に付けた24,448の最高値を更新して1991年11月以来の最高水準に達した。より幅広い銘柄が対象のTOPIXも0.77%上昇し、2月下旬以来の水準である1,671.32を付けた。

本田技研工業は収益見通しの上方修正を受けて9%急伸した。
輸送用機器製造業指数は2.8%上昇し、金曜に収益を発表したトヨタ自動車も上昇幅を2.8%拡大した。

「企業収益は予想以上に回復している。自動車メーカーが力強い回復を示していることは、日本市場にとって重要な意味を持つ」と、三菱UFJモルガン・スタンレー証券のグローバル投資ストラテジスト穂積拓哉は述べた。

「また、日本を含む東アジアの株式は、コロナウィルス感染のレベルが比較的抑えられていることにも助けられた」と、穂積は付け加えた。

スシローグローバルは12%急騰した。この寿司レストランチェーン運営企業は予想を上回る7~9月の四半期利益を報告し、前四半期に伝染病の大流行によって引き起こされた業績低迷からの回復を示している。

再生可能エネルギー関連企業もまた、バイデンの勝利を受けて急伸した。レノバが6.6%値上がりした一方で、ウエストホールディングスは10%、イーレックスは7.3%の急騰となった。

一方、日本航空は15.5%下落し、2012年の上場以来最低水準に達した。同社が新株の販売により約16億ドルを調達する計画を提案したことが材料となった。ライバルのANAもつられて3.5%値を下げた。

エーザイは24%急降下した。同社とバイオジェンが開発した、可能性のあるアルツハイマー治療について、米規制当局の諮問委員会が病気の進行を遅らせるとは証明されていないと表明したことで売られた。

ロイター

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