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東京では日経平均株価が13ヶ月近くぶりの高値に

2019年9月26日、東京株式市場の日経平均株価を表示する電光相場表示板の前を横切る通行人。(AFP)
2019年9月26日、東京株式市場の日経平均株価を表示する電光相場表示板の前を横切る通行人。(AFP)
05 Nov 2019 10:11:36 GMT9

AFP、東京

東京の株価指数である日経平均株価は火曜日1.7%以上上昇し、13ヶ月近くぶりの高値をつけた。米中貿易交渉に関して楽観的な見方が広がり、ニューヨーク証券取引所が急激に高値をつけたことを受けての動きだ。

日経平均株価は1.76%、数値にして401.22円上昇し、終値は23,251.99円となった。これは昨年の10月10日以来の高値である。より広範な指標である東証株価指数も1.66%、数値にして27.66円上昇し、取引終了時には1,694.16円になった。

日本の市場は週末と祝日のため3日ぶりの取引となり、アメリカの3大指標の勢いを受けて開始直後から高値に動いたとアナリストらは分析する。

ニューヨーク証券取引所は史上最高値を記録し、アメリカ合衆国商務長官のウィルバー・ロス氏が中国政府とアメリカ政府の貿易合意の「第一段階」が順調に進んでいると述べたこと、及びアメリカはヨーロッパと日本からの輸入車に関税を課さない可能性を示唆したことが、その要因だとアナリストは見ている。

「東京市場は過熱しているようには見受けられません」と、岩井コスモ証券でブローカーを務める堀内敏一氏は言う。「日本の銘柄はまだ上昇中です。ポジティブな要因がネガティブな要因を大きく上回っているからです」と堀内氏はAFPに語った。

またアジアの午後の取引では、ドルは108.77円をつけた。月曜日ニューヨークでは108.58円であった。

またアナリストらによれば、投資家は今週、日本企業の収益報告にも目を光らせている。ソフトバンクグループは水曜日、トヨタは木曜日に公開予定だ。

東京の主な銘柄では、自動車製造業が高値をつけた。トヨタは1.28%上昇して7,648円に、ホンダは2.28%上昇して3,022円となった。

マツダは、公表された第2四半期の営業利益が期待を上回ったことを受けて、2.11%上昇して1,014円となった。

富士フィルムは6.74%もの大幅上昇で5,066円となった。取引終了後同社は、報道通り、富士ゼロックスに関して、現在ゼロックスが持つ25%の株式を買い取り、富士ゼロックスを完全子会社化すると発表した。

ソフトバンクグループは2.43%上昇して4,294円となった。

同グループでモバイル関連の事業を行うソフトバンク株式会社は0.13%下げて1,499円となった。取引終了後、同社は売り上げと収益は9月まで6ヶ月連続で上昇したと発表したが、年次の予測は据え置いた。

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