東京 : 水曜日、国際通貨基金が世界成長見通しを上方修正した後、企業収益への改善期待が高まり、日本株は上昇した。日東電工株は、同社の収益見通しを上方修正し、日経上位に躍り出た。
日経平均は 0144 GMT 時点で 0.46% 上昇し、28,677.92 となった。Topix は 0.57% 上昇、1858.52 となった。
国際通貨基金 (IMF) は、2021 年における世界経済成長の見通しを上方修正し、昨年のコロナウイルスを引き金とした不況は、前回予想よりも 1 ポイント近く改善するだろう、と発表した。
「日本株の多くは世界経済に敏感です。IMF の世界経済見通しがあり、投資家は日本株を改めて見直しています」、と大和証券シニアストラテジスト、石黒英之氏は話した。
電子部品メーカーの日東電工は、パーソナルコンピューター向けコンデンサの需要の上昇に基づき、同社の年度営業利益予想を 750 億円から900 億円 (8 億 6789 万ドル ) に上方修正し、5.77% 急騰した。
村田製作所は 1.27%、ファナックは 1.86%、日本電産は 1.94% 上昇した。
日本通運は、同社が東京の本社ビル売却について検討していることを発表後、1.66% 上昇した。売却額は 1000 億円を超える可能性がある、と読売新聞は報じた。
オンライン証券会社のマネックスグループは、新生銀行との提携が発表されると、1.8% 上昇した。
値下がり率が最大なのはエムスリー株式会社で 5.42% の下落、続いて東京電力が 2.56%、アドバンテストが 2.2% と続いた。
ロイター