【ニューヨーク時事】日産自動車は15日、北米を中心に世界でスポーツ用多目的車(SUV)など約45万4000台をリコール(回収・無償修理)すると明らかにした。アンチロック・ブレーキ・システム(ABS)の作動装置からブレーキオイルが漏れて電気回路がショートし、出火する恐れがあるという。
対象は2015~18年型のSUV「ムラーノ」や16~18年型のセダン「マキシマ」など4車種で計45万4055台。このうち米国が39万4025台、カナダが4万2833台と、北米が全体の9割超を占めている。日本は対象外。
今回の不具合に関連した事故の有無などは明らかになっていない。
JIJI Press