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NEOMのCEOがグリーン水素を日本へ輸出する目標を共有

NEOMのナドミ・アル・ナスルCEOはグリーン水素を日本へ輸出することに強い関心を示しており、サウジアラビアは将来、そのパートナーシップを強化することを目指している。(AFP)
NEOMのナドミ・アル・ナスルCEOはグリーン水素を日本へ輸出することに強い関心を示しており、サウジアラビアは将来、そのパートナーシップを強化することを目指している。(AFP)
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20 May 2021 12:05:57 GMT9
20 May 2021 12:05:57 GMT9

アラブニュース・ジャパン

5,000億ドル規模の未来型メガシティ開発であるサウジアラビアのNEOMは、グリーン水素の日本への輸出と持続可能なエネルギー源の促進に向け、いくつかの企業と提携する第一段階にある。

NEOMのナドミ・アル・ナスルCEOはグリーン水素を日本へ輸出することに強い関心を示しており、サウジアラビアは将来、そのパートナーシップを強化することを目指している。

グリーン水素の主な輸出先はアジアであり、現在はソフトバンクグループの孫正義CEOと連携する計画がある。また、中国に手を広げることにも関心がある。

グリーン水素プロジェクトは合弁事業の成果であり、プロジェクトの費用は約60億ドル(6,500億円)になると、日経新聞は述べている。

日経新聞によれば、グリーン水素へのこのシフトは、2030年までに温室効果ガスの排出量を1億3,000万トン削減するという、サウジアラビアの包括的なミッションと連動している。

グリーン水素は化石燃料とは異なり、再生可能なエネルギー源を使って得られる水素燃料である。代替燃料として、現在進行している気候変動問題との闘いに役立てることができる。

サウジアラビアはより大きな仕組みの中で、より意識の高いエネルギーの選択を行うために、継続的に努力を重ねている。そのようなエネルギー選択の実例は、クリーンなエネルギーの生産に注力し続けるサウジアラムコなどの主要プレイヤーによって示されている。

またサウジアラビアは、温室効果ガスの排出を減らし、世界的な温暖化との闘いに役立てるため、100億本の木を植えることを目指す植樹イニシアティブにも注力している。

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