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石油市場はさらに不安定な動き:東京の報告書

同研究所の首席研究員で専務理事でもある小山堅氏の報告書は、過度の高値や下落を避ける必要があると指摘している。石油は現在70ドル前後で取引されている。(Reuters)
同研究所の首席研究員で専務理事でもある小山堅氏の報告書は、過度の高値や下落を避ける必要があると指摘している。石油は現在70ドル前後で取引されている。(Reuters)
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16 Sep 2021 09:09:16 GMT9
16 Sep 2021 09:09:16 GMT9
アラブニュース・ジャパン
 
東京:日本エネルギー経済研究所(IEEJ)の報告書によると、石油輸出国機構(OPEC)やその他の産油国の当面の課題は、原油価格を現在の水準で安定させることである。
 
同研究所の首席研究員で専務理事でもある小山堅氏の報告書は、過度の高値や下落を避ける必要があると指摘している。石油は現在70ドル前後で取引されている。
 
石油輸出国機構(OPEC)が日産40万バレル増で合意したのに対し、米国はさらに多くの生産を期待している。
 
しかし報告書によると、新型コロナウイルス感染症が依然として世界経済に否定的な影響を及ぼしており、それが経済拡大と石油需要に影を落としている。 そのため原油価格は8月20日に62.32ドルまで下落、コロナ禍で救済の見通しが不透明な状況が原油市場にも反映されている。「需要予測が難しくなった」と報告書は述べている。
 
OPECプラスは現在、微妙な需給調整を続けるしか選択肢がない。そこから抜け出す時期は予測できないと結論づけている。
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