Since 1975
日本語で読むアラビアのニュース
  • facebook
  • twitter
  • Home
  • ビジネス
  • サプライチェーンの混乱の中、日本の海運企業の四半期決算は大幅増益となる

サプライチェーンの混乱の中、日本の海運企業の四半期決算は大幅増益となる

売上1位と3位の日本の海運企業、日本郵船と川崎汽船は過去最高の四半期利益を報告した。(AFP)
売上1位と3位の日本の海運企業、日本郵船と川崎汽船は過去最高の四半期利益を報告した。(AFP)
Short Url:
04 Nov 2021 08:11:41 GMT9
04 Nov 2021 08:11:41 GMT9

日本の海運企業で売上規模1位の日本郵船と同3位の川崎汽船は、世界のサプライチェーンが混乱する中、運賃上昇の恩恵を受け、木曜日に過去最高の四半期利益を報告した。

世界の貿易システムの混乱は100年に一度の保健的危機からの回復を妨げる脅威となっているが、これにより運賃が2008年以降最高値に急騰する中、企業には大きな利益がもたらされた。日本郵船は9月30日までの3ヶ月間の業績について、「内陸輸送のドライバーが不足しているため、港湾と内陸の混雑は改善していない」と伝えた。

木曜日に発表された同社の上半期決算からロイターが試算した結果によれば、四半期利益は昨年の25倍以上となる2600億円に達した。

RefinitivEikonのデータで2002年12月まで遡れば、これは同社にとって最高の四半期利益となる。

川崎汽船の第2四半期の利益は、同じく木曜日に発表された同社の上半期の業績からの計算によれば、前年の14倍近い1,440億円に増加した。これは少なくとも2003年6月以降で最高の実績となる。

世界中で出荷されるコンテナの5分の1を扱うマースクは今週、四半期利益が3倍の70億ドル近くになると発表し、港湾での処理遅延は新年にまで及ぶと警告した。

ロイター

topics
特に人気
オススメ

return to top