SOMPOホールディングスは6日、自動車の運転中にドライバーのスマートフォンの操作を不能にするサービスの実証実験を今月開始すると発表した。実験を2020年3月まで実施し、20年度中に運送業者など法人向けの本格的なサービスに乗り出す計画だ。
営業車両に取り付けた装置でスマホを制御し、車が時速10キロ程度の速度で動くと操作を受け付けなくさせる仕組み。警察や消防への緊急通報や業務に必要なアプリについては、制御方法を個別設定することもできる。
今月1日施行の改正道路交通法により、スマホを操作しながら運転する行為に対する罰則が強化され、企業にとっても「ながら運転」の防止が課題となっている。
JIJI Press