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サウジアラビアの雇用主の8割、2022年に増員の意向:ヘイズ

労働力を拡大する意向のある雇用主の割合は、2021年には43%、2020年には29%にとどまっていた。主にビジネス界への新型コロナウイルスの流行による影響だ。(Getty images)
労働力を拡大する意向のある雇用主の割合は、2021年には43%、2020年には29%にとどまっていた。主にビジネス界への新型コロナウイルスの流行による影響だ。(Getty images)
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09 Mar 2022 11:03:27 GMT9
09 Mar 2022 11:03:27 GMT9

アラブニュース

リヤド:パンデミックから立ち直りはじめているサウジアラビアでは、雇用主の80%が2022年に従業員を増やす意向であることが、新たな研究によって明らかになった。 

「ヘイズ・サウジアラビア給与ガイド2022」の報告によると、同国の雇用主の79%が今年のビジネスに前向きな見通しを抱いており、人員増強を促す要因となっている。

ヘイズの報告書では、労働力を増やす意向を持つ雇用主は、主にビジネス界へのパンデミックの影響により、2021年は43%、2020年はわずか29%にとどまっていたと指摘されている。 

「パンデミックの発生から2年が経ち、サウジアラビアの労働市場は確実に回復している」。ヘイズ・サウジアラビアの営業部長を務めるアーロン・フレッチャー氏はこう述べる。

同氏は「『ビジョン2030』と公的投資基金(PIF)の大事業に関連してこれから行われる取り組みや現在進行中の取り組みにより雇用機会が拡大しており、また、さまざまな新興企業や多国籍企業が地域に本社を設立している」と付け加えた。

フレッチャー氏はまた、いくつかの企業は優位性の確保とシェアの獲得を狙い、今後予測される景気回復に先駆けて市場に参入していると指摘した。 

同調査報告によると、2022年には技術職、管理職、指導職の求人において人手不足が発生する可能性がある。

ヘイズの報告では、最も需要の高い職業として、事業開発責任者、デジタル革命の専門家、経験豊富な弁護士、建築設計などが挙げられている。 

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