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日本株は上昇、石油価格の下落と中国株の値上がりを受け

日経平均株価は1.7%高の25,762.01で終了した。(AFP)
日経平均株価は1.7%高の25,762.01で終了した。(AFP)
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16 Mar 2022 09:03:32 GMT9
16 Mar 2022 09:03:32 GMT9

日本の株式は水曜、前夜のNY市場の上昇に追随し、3日連続で値上がりして終了した。石油価格の下落がリスク志向を高めた一方で、中国株式の上昇が投資家心理を下支えした。

日経平均株価指数は1.7%高の25,762.01で終了した。より幅広い銘柄が対象のTOPIX指数は1.46%上昇して1,853.25となった。

どちらの指数も、中国の株式が値上がりしたことで上昇を加速させた。中国株式は、中国が景気浮揚策を計画しており、資本市場に有利な政策も発表することを劉鶴国務院副総理が示したことを受けて値上がりした。

チップ製造装置メーカーの東京エレクトロンは3.24%上昇し、日経平均を最も押し上げた。次に貢献したのがソフトバンク・グループで、5.96%急伸した。

ウォール街の3つの主要株価指数は、予想されている米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げを翌日に控え、夜間に上昇した。一方、石油価格はウクライナ紛争終結への期待から7%下落した。

米中央銀行は、物価が急騰する中で、3年ぶりに少なくとも25ベーシスポイントの利上げを実施すると予想されている。トレーダーたちは、FRBが債券購入プログラムをどのように終了させる予定なのか、その詳細についても注意深く見守ることになる。

「原油価格の下落が投資家心理を和らげた。また、投資家は(FRB議長の)ジェローム・パウエル氏が利上げのより明確な道筋を示し、不透明感を取り除くことを期待した」と、アイザワ証券の三井郁男ファンドマネジャーは述べた。

「しかし、ボラティリティは依然として高く、市場はあらゆるネガティブな手がかりに敏感である」

航空株は3.82%上昇し、東京証券取引所の33の業種別指数の中で上昇率トップとなった。東京やその他の都道府県に課されている、コロナウィルス感染症関連の制限解除の発表予定が材料となった。

ロイター

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