アラブニュース

リヤド：新型コロナウイルス感染症流行の収束を受け、世界を旅する航空旅客が再び戻るなか、サウジアラビアは5月9日に「フューチャー・アビエーション・フォーラム」の開会式を主催する。

航空業界がパンデミック後の問題を解決し、将来の国際航空旅行の形を模索する中、2日間にわたってリヤドで開催されるこのフォーラムには、公共団体、企業、世界のCEO、規制当局のリーダーが一堂に会する。

一般民間航空局（GACA）が主催するこのフォーラムには120人以上の講演者、2,000人以上の参加者と様々な国からの代表者が出席する予定になっている。

Will you be traveling this year? A recent @YouGov survey shows passengers are hesitant because of confusing travel health requirements.

Global leaders will reunite at the #FutureAviationForum to ensure the sector thrives in the years to come. Register now https://t.co/SLRRk1eAXi pic.twitter.com/kJGUqGaDzJ

— Future Aviation Forum | مؤتمر مستقبل الطيران (@FAF_Saudi) April 27, 2022

「『フューチャー・アビエーション・フォーラム』は、世界の航空業界にとって極めて重要な場となるでしょう」と、サウジアラビアのサレー・ビン・ナセル・アル・ジャセル運輸・物流大臣が語った。

「私たちは、世界中の優秀な人材を集め、航空部門が新型コロナウイルス感染症の大流行からいかに回復し、乗客体験を変革し、二酸化炭素排出量を削減し、環境への影響を低減するための革新的な投資をいかに行うのか、その解決策を打ち出します」と、同大臣が続けた。

サウジアラビアは、既存のサウディア、フライナス、フライアディールといった国内航空会社を補完するため、新しい国内航空会社の立ち上げを計画しているが、「フューチャー・アビエーション・フォーラム」はそうした背景の中で開催される。

サウジアラビアはまた、8つの新しい地方空港に加え、リヤドに新国際空港の建設を計画している。

「業界のトップリーダーたちが、リヤドの『フューチャー・アビエーション・フォーラム』で一堂に会し、業界の有望な未来を確保するために必要な野心、革新、政策立案を共同で推進することを楽しみにしています」と、国際民間航空機関（ICAO）のサルバトーレ・シャキターノ理事会議長が語った。

GACAのアブドルアジーズ・アル・ドゥアイレジ会長は、「フューチャー・アビエーション・フォーラム」がビジネスを促進し、航空業界を未来へ推進するために必要な投資を促進することを期待していると述べた。

「『フューチャー・アビエーション・フォーラム』は、中東の航空ハブとして急速に台頭するサウジアラビアに参加する好機となります」