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米国先物やアジア株式の下落に連動し、日経平均は下落して終了

日経平均株価は序盤の上昇を打ち消し、0.94%安の26,748.14で取引を終了した。(AFP)
日経平均株価は序盤の上昇を打ち消し、0.94%安の26,748.14で取引を終了した。(AFP)
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24 May 2022 06:05:18 GMT9
24 May 2022 06:05:18 GMT9

日本の日経平均は火曜、決算期を終えて新しい材料を見いだせない投資家心理も影響し、米国先物やアジア株式の下落に引きずられる形で下落して終了した。

日経平均株価は序盤の上昇を打ち消し、0.94%安の26,748.14円で取引を終え、前日に回復した心理的節目となる27,000円を下回った。より広範なTOPIXは0.86%下落し、1,878.26円となった。

SMBC日興証券の太田千尋・投資情報部部長は「市場に指標がほとんどなく、参加者が限られていたため、相場の方向性が定まらなかった」と述べた。

東京証券取引所プライム市場の出来高は、過去30日間平均の12億7000万株に対し、11億7000万株であった。

国内証券会社のストラテジストは、中国経済の先行き不安、世界的に高止まりするインフレ、米連邦準備制度理事会による価格上昇圧力への積極的な抑制、エネルギーコストの上昇なども投資家心理を悪化させたと指摘した。

東証株価指数33業種のうち最も下落したのはサービス業だった。人材派遣会社である株式会社リクルートホールディングスは6.56%下落し、サブインデックスの損失をリードした。
医療サービスプラットフォームのエムスリー株式会社は3.36%下落した。

銀行株は、米金融最大手JPモルガン・チェース・アンド・カンパニーが通年の金利収入見通しを引き上げたことが下支えとなって生じた序盤の上昇を打ち消し、0.11%下落した。

業界トップの三菱UFJフィナンシャル・グループは0.69%高で終了した。

商社も好調で、伊藤忠商事は0.77%、三菱商事は0.64%上昇した。

ロイター

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