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ソニー、PCゲーミング機器ブランド立ち上げ プレイステーション以外にも展開

ソニーグループ株式会社のINZONE H7とH9は、拡大するPCゲーム市場をターゲットにしたヘッドフォンの新製品の一部だ。日本の東京で行われた発表会で展示されている。(2022年6月29日撮影)(資料写真/ロイター)
ソニーグループ株式会社のINZONE H7とH9は、拡大するPCゲーム市場をターゲットにしたヘッドフォンの新製品の一部だ。日本の東京で行われた発表会で展示されている。(2022年6月29日撮影)(資料写真/ロイター)
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29 Jun 2022 03:06:15 GMT9
29 Jun 2022 03:06:15 GMT9

日本のソニーは29日、PCゲーミング機器を提供する新ブランドを立ち上げると発表した。収益性の高いゲーム周辺機器市場で占有率を競おうとしている。

ソニーは、主力ゲーム機であるプレイステーション以外にも展開し、PCゲームやモバイルゲームなどの他の分野で収益を増やそうとしている。

グランドビューリサーチによると、プレーヤーが使うゲーム周辺機器の市場規模は、2019年に世界全体で38億8000万ドルと見積もられた。

ソニーが新ブランド「INZONE(インゾーン)」から最初に提供するのは、3種類のワイヤレスヘッドセットと2種類のモニターで、最も高価なものの米国での希望小売価格は899.99ドルだ。

「eスポーツの普及やゲームエンターテインメントの進化で、ゲームへの関心が高まり、市場は拡大している」と、ソニーのゲームビジネス・マーケティング室の室長であるキタジマユキヒロ氏は声明で述べた。

ソニーは「どうしようもないほど競合が多い」分野に「非常に遅れて」参入したと、ゲーム業界コンサルタント会社「Kantan Games」のセルカン・トトCEOは述べた。
ライバルのマイクロソフトはすでに良い位置に着けており、レイザーなどの競合他社もいるが、ソニーはハードウェアの独自機能を提供するだろう、と同氏はAFPに語った。

ソニーが今、この市場に参入すると決めたことは、「2025年度までに、PC・モバイル向けとプレイステーション向けの販売割合を同程度にするという意欲的な計画」と関係がある、とトト氏は述べた。

ソニーは「ハードウェアでの地位を活かし、PCゲーマーの認識を高めることで、その目標を達成しやすくなると考えているようだ」

AFP

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