アラブニュース・ジャパン
東京:日本の原油輸入は2022年6月、サウジアラビアとアラブ首長国連邦(UAE)が全体の80%近くを占めた。経済産業省・資源エネルギー庁によると、クウェートとカタールは14%を占め、アラブ諸国が全体の94.7%(6482万バレル)を占めた。
サウジアラビアからの輸入は前月(2710万バレル)より増加し、2739万バレル(40%)となった。アラブ首長国連邦(39.7%)からは2714万バレル。 クウェートは570万バレル(8.3%)、カタールは457万バレル(6.7%)を供給した。
そのほかの輸入先は、中南米(3.6%)、東南アジア(0.1%)、オセアニア(0.2%)で、日本の原油のアラブ諸国への依存度は過去最高となった。米国からの輸入は全体の1.5%だった。
6月のロシアからの原油輸入は、ゼロとなった。
数値は2022年6月に日本の港にある精油所、タンク、倉庫に到着した石油量を示している。日本はエネルギー需要の約3分の1を石油で賄っている。