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新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い日本の半導体メーカー、ルネサスが北京工場の操業を停止
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19 Dec 2022 08:12:56 GMT9
19 Dec 2022 08:12:56 GMT9
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日本のルネサス エレクトロニクスは、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、北京の半導体工場の操業を停止し、それを数日間継続する。同社が19日に発表した。これは大手外国メーカーによる初めての操業停止の 1 つだ。
自動車用半導体で世界をリードするメーカーのルネサスは16日に工場の操業を停止したと発表した。同工場では主に産業機械や家電製品に使われる半導体を生産している。
同社の広報担当者によれば、これにより失われる生産量は、既存の在庫で補うことができるため、操業停止による影響はそれほど大きくないと見込んでいる。
それでもこの操業停止は、深まる新型コロナウイルス感染症の危機が、中国で事業を行う外国メーカーに波及効果をもたらす可能性を示す兆候として注目が集まっている。
最近の中国での新型コロナウイルス感染者急増は主要な都市中心部を襲い、北京のトレーディングフロアを席巻し、上海の金融ハブに急速に広がっている。
中国が今月初めに厳格な新型コロナウイルス感染症封じ込め対策を大幅に緩和したことが引き金となり、感染の波が拡大し続けている。保健の専門家によれば、中国は高齢者の中でも自然免疫に欠け、ワクチン接種回数の少ない人々を保護するために代償を払わなければならなくなるかもしれない。
世界の自動車メーカーが使用するマイクロコントローラチップ全体の約3分の1を製造するルネサスは、中国で事業を展開している多くの日本大手メーカーの中のひとつだ。同社はまた東部の蘇州にも工場を持っている。
中国での混乱は、日本の自動車メーカーにとっての厄介な問題にもなる可能性がある。トヨタ自動車も日産自動車も、事業運営についてコメントを求められたが、即座の返答はなかった。
ロイター
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