アラブニュース・ジャパン

ドバイ：国際協力機構（JICA）はカイロのアブー・エル・リーシュ日系病院に新しい医療機器を提供した。新しい医療棟と新しい医療機器は、カイロ大学小児病院（通称：アブー・エル・リーシュ日系病院）の外来患者サービスを強化するために提供された。

2022年11月30日、JICAは 「カイロ大学小児病院の外来診療施設設立」という助成プロジェクトの枠内で、新しい建物と医療機器を同病院に引き渡した。

JICAエジプト事務所によると、このプロジェクトを通じて、合計3,115平方メートルの7階建ての新しい外来診療施設の建物が建設され、100以上の医療機器が設置されたという。

JICAは、アブー・エル・リーシュ日系病院の建設は、エジプト政府と日本政府間の覚書の交換に署名してから7年後に完了したと付け加えた。

7月には、カイロ大学のモハメド・オスマン・エルホシュト学長が、JICAの協力で実施されたアブー・エル・リーシュ日系病院の外来診療施設プロジェクトの建設工事と外装・内装仕上げの完了を発表した。

エルホシュト氏は、アブ・エル・リーシュ日系病院の外来診療施設プロジェクトは、大学病院で提供される医療サービスのレベル向上に貢献し、エジプトの子どもの健康全般に役立つ学術医療モデルの代表であると述べた。

JICAは、アブー・エル・リーシュ日系病院の建設は、エジプト政府と日本政府間の覚書の交換に署名してから7年後に完了したと付け加えた。

7月には、カイロ大学のモハメド・オスマン・エルホシュト学長が、JICAの協力で実施されたアブー・エル・リーシュ日系病院の外来診療施設プロジェクトの建設工事と外装・内装仕上げの完了を発表した。

エルホシュト氏は、アブ・エル・リーシュ日系病院の外来診療施設プロジェクトは、大学病院で提供される医療サービスのレベル向上に貢献し、エジプトの子どもの健康全般に役立つ学術医療モデルの代表であると述べた。

エジプトと日本の間の金融・経済協力は、複数の多様な分野における14のプロジェクトに資金提供するために約30億ドルを記録した。日本は、新型コロナウイルス感染症の拡大以来、2800万ドルに相当する助成金でエジプトを支援している。

エジプトのラニア・アルマシャット国際協力大臣は、JICAおよび日本大使館との間で、今回の無償資金協力の額を1900万ドルに引き上げる契約に署名したが、これにより、カイロ大学小児病院における小児外来サービスの構築と改善に大きな後押しをすることになる。