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東京株、下げ幅一時500円超=新型肺炎拡大を警戒

午前の終値は455円12銭安の2万3372円06銭。 (AFP)
午前の終値は455円12銭安の2万3372円06銭。 (AFP)
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27 Jan 2020 04:01:36 GMT9
27 Jan 2020 04:01:36 GMT9

週明け27日午前の東京株式市場は、感染拡大が続く新型肺炎による経済への悪影響を警戒し、大幅安となった。日経平均株価の下げ幅は前週末比で500円を超える場面があった。午前の終値は455円12銭安の2万3372円06銭。 

中国を中心に感染が拡大している新型コロナウイルスによる肺炎患者が中国で2700人を超え、死者は80人に達した。感染者は世界各地に広がっており、人や物の流れが停滞することで景気や企業業績の減速懸念が高まっている。

空運、海運や機械、鉄鋼など景気動向に業績が左右されやすい業種を中心に幅広い銘柄が売られた。

市場関係者は「新型肺炎がどの程度の規模で終息するのか分からないうちは安心して投資はできない」(大手証券)と、一段の株安に警戒感を強めている。
東京外国為替市場の円相場は1ドル=108円台後半まで上昇し、1月8日以来、約3週間ぶりの円高水準となった。

市場では「今週いっぱいは円高方向を意識せざるを得ない」(外為仲介業者)との声が聞かれた。

午前11時現在は108円97~98銭と前週末比57銭の円高・ドル安。

JIJI Press

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