ロサンゼルス:日本人スター、大谷翔平が土曜日のニューヨーク・ヤンキースとのワールドシリーズでロサンゼルス・ドジャースの勝利に貢献したが、肩の脱臼で途中降板したことがチームにより発表された。
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督によると、大谷は7回に二塁を奪おうとした際に「軽度の左肩亜脱臼」と診断された。亜脱臼とは、脱臼の一種である。
大谷はMRIスキャンを受けて負傷の程度を判断することになるが、ロバーツ監督は、リードオフマンであるスーパースターの最初の診察後、「勇気づけられた」と述べ、大谷がシリーズの残りの試合に出場することを期待していると付け加えた。
「彼は左肩亜脱臼を起こしたので、今夜、明日、いくつかの検査を行い、数日後にはさらに詳しいことがわかるでしょう」とロバーツ監督は語った。
「しかし、筋力は素晴らしかった。可動域も良好だ。だから我々は悲観していない。しかし、スキャン画像がまだなので、推測はできない。スキャン画像が入手できれば、さらに詳しくわかるだろう。繰り返しになるが、筋力も可動域も良好だ。これは確かにポジティブな兆候だ」
大谷は7回裏の攻撃で、2塁を盗もうとしてアウトになった。
スライディングしようとして左肩を痛めたようで、地面に倒れ込み、苦痛に耐えながらチームに助けを求めた。
大谷選手は左腕を曲げたまま、トレーナーに付き添われながら、左腕を体に引き寄せながらグラウンドを歩き去った。
ドジャースがメジャーリーグの7戦制の優勝シリーズで2勝0敗と優勢に立つ中、大谷選手の負傷はドジャー・スタジアムの観客を驚かせた。
今シーズン、ロサンゼルス・エンゼルスで2度アメリカンリーグの最優秀選手に選ばれた大谷は、シーズン中に50本塁打と50盗塁を達成した史上初の選手となり、今年、ナショナルリーグのMVPに輝くことが期待されている。
大谷が残りのシリーズを欠場することになった場合、ドジャースは対応できるかと尋ねられたロバーツ監督は、そのようなシナリオを考える準備ができていないと答えた。
「私はそこまで考えていない。私は彼がそこにいることを期待している。私は彼がラインナップにいることを期待している」とロバーツ監督は語った。
AFP