東京:10月13日に閉幕する大阪・関西万博は、万博の成功を祝う閉幕式までの充実したイベントプログラムで幕を閉じる。
2,700万人を超える来場者を記録したこの万博は、230億円(1億5,000万ドル)から280億円(1億8,400万ドル)の黒字を生み出す見込みであると主催者は発表した。
会場を取り囲む有名なグランドリングのほとんどは解体されるが、200メートルの区間は保存される。大阪市が引き継ぐまでは万博協会が管理する。
万博跡地は2028年2月までに整地され、返還される予定。万博会場の建材、設備、家具、備品などの再利用を申請することができる。
万博の最終週には、ギネス世界新記録となる高さ8.4メートルのサウナ施設のギネス認定証授与式が行われる。
スウェーデン・日本サステイナビリティ・サミット2025では、王族を招き、スウェーデンの2025年万博公式参加の集大成として、両国のリーダーが循環型ライフスタイル、未来のモビリティ、ネット・ゼロ・ヘルスケアについて議論する。イベントには、ヴィクトリア皇太子妃、エリック・スロットナー大臣、文化パフォーマンスなどが予定されている。
ヨーロッパの北に位置する北極圏では、デンマーク、フィンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデンが共同で最後の「北欧共同イベント-北極圏の日」を開催する。気候変動と新たな投資機会の最前線にある北極圏について、地政学と安全保障、気候変動と研究開発、デジタル・コネクティビティの3つのテーマで探求する。スウェーデンのヴィクトリア皇太子妃殿下とダニエル王子殿下が、北欧の閣僚や日本の首脳とともに出席する。
ANAとJOBYは、「空飛ぶクルマ」とも呼ばれるJOBY S4 eVTOLのデモフライトを万博最終日まで実施する。
また、最終週にはウガンダ、ホンジュラス、ハイチのナショナルデーも開催される。