ロサンゼルス:俳優のブレンダン・フレイザーは、コメディ・ドラマ映画『レンタル・ファミリー』に出演するまで、日本の “レンタル家族 “サービスを知らなかった。
「そんな場所があるなんて知らなかった。でも、80年代からあるんですよ」とフレイザーが言うのは、結婚式やその他のイベントで家族や友人を演じることができる俳優をクライアントに提供し、プラトニックな交友関係も提供するプロの代役サービスのことだ。
サーチライト・ピクチャーズ配給『レンタル・ファミリー』は11月21日公開。
2022年の映画 “The Whale “でアカデミー賞主演男優賞を受賞したアメリカ系カナダ人のフレイザーは、「メンタルヘルス問題は、どこへ行っても汚名を着せられています」と語った。
しかし、日本ではメンタルヘルス問題が解決されないことが多いため、レンタル家族サービスが日本での目的にかなうと彼は強調した。
この映画でフレイザーは、日本で唯一の外国人であるフィリップ・ヴァンダープローグという俳優を演じている。彼は「レンタル家族」の職場で、少女の実の父親のふりをして名門校への入学を手助けする。
フィリップは少女の母親に雇われるが、シャノン・マヒナ・ゴーマン演じる少女は、俳優が臨時の父親として雇われたことを知らない。
フィリップはまた、夫、父親、親友、さらには干されたセレブのジャーナリストなど、さまざまな役を演じる。
この映画のエグゼクティブ・プロデューサーでもあるフレイザーは、映画の中では初級レベルの日本語を話す。しかし、実生活ではそのレベルにも達していないという。日本では翻訳機を使い、ウェイトレスにはコーヒーを注文したいのではなく、生理中だと言ったこともあるという。
「努力はしました」と彼は言った。
女優の山本真理(演じるのは派遣社員の愛子役)は、東京国際映画祭で友人や家族が映画を観た際、劇場からは鼻をすする声と笑い声しか聞こえなかったという。彼女はそれを良い反応だと受け取った。
「日本人はビヨンセのコンサートで叫んだりしませんから。つまり呼び取りにくいのです。ですのでちょっと鼻をすすったってことは、すごく感動したってことだと思います。そう解釈しています」
ロイター