東京:TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのドライバーであるセバスチャン・オジェは、副ドライバーのヴァンサン・ランデと共に、ラリー・サウジアラビア最終日の劇的な決戦を制し、史上最多となる9度目のFIA世界ラリー選手権タイトルを獲得した。
オジェは、チームメイトのエルフィン・エヴァンス、カッレ・ロバンペラとの一騎打ちを制し、シーズン終盤に行われたこの新イベントでワールドチャンピオンに輝いた。このイベントは、柔らかく砂の多い砂漠のトラックと、荒々しく岩の多い山道が組み合わされ、気温も高く、非常に過酷なものであった。
ルーズな路面が大きく影響したため、トリオは珍しく優勝争いに加われず、また摩耗の激しいステージでパンクの危険性が高く、タイムをロスするドライバーのひとりとなってしまった。
エバンスはオジェに3ポイント差をつけてランキングトップに立っていたが、金曜日の朝にストップしてタイヤを交換しなければならなかった。しかし、オジェも午後にタイヤの空気圧が低下してタイムを落とし、エバンスとの差はわずか2ポイントに縮まった。
ラリー終盤のパワーステージでは、エバンスが7.2秒差でトップタイムを記録したが、オジェはスーパーサタデークラスで0.8秒差の首位をキープ。
オジェは同じフランス人ドライバーのセバスチャン・ローブが記録した9回目のタイトル獲得に匹敵する記録を達成した。
「このファミリーの一員であることを誇りに思うし、幸せだ。9回目のタイトル獲得というこの瞬間が、家族と過ごす時間を増やすと決めた後に訪れるとは思ってもみなかった」