東京:日本の井上尚弥は、土曜日の東京ドームで55,000人のファンを前に、全会一致の判定で中谷潤人を下し、無敗を維持した。
井上は無差別級スーパー・バンタム級タイトルを保持し、中谷にキャリア初の敗北をもたらした。
この試合は日本ボクシング史上最大級の試合として注目され、32勝0敗という同じ戦績を持つ2人の無敵のファイターが有名な会場で一堂に会した。
井上はサウスポーの中谷の気迫のこもった挑戦を退け、日本ボクシング界の不動の王者の座を守った。
33歳の井上は「この試合に勝てるということをみんなに見せたかった」と語った。
「中谷はとても意志の強いファイターで、パウンド・フォー・パウンドでは常に世界トップクラスのファイター」
井上は世界タイトル7度目の防衛に成功し、戦績を33戦27勝27KOとした。
身長が8センチ高く、5歳も若い危険な相手との対戦だった。
中谷はリーチの長さを生かし、序盤は井上を寄せ付けなかったが、それでも井上は何度かパンチを打ち込んできた。
井上はピンポイントの精度と軽快な反射神経で的を射抜くことが多く、中谷はそれに応えられなかった。
中盤になると中谷のパンチがヒットするようになったが、井上は執拗な攻撃を続け、第7ラウンドには強烈なストレートを放った。
– 偶発的なヘッドバット
中谷は勢いに乗っていたが、不慮のヘッドバットで目の上をカット。
井上は第11ラウンドにアッパーで挑戦者を揺さぶり、勝利に近づいた。
「昨年は4試合、そして今夜はここ東京ドームで試合をして、その影響が出たので、今しばらく休ませてください」と井上。
「それが終わったら、またチームと話し合って、みんなが盛り上がれるような試合をしたいと思います」と井上は語った。
“ビッグバン “のニックネームを持つ中谷は、12月下旬にスーパー・バンタム級にデビューして以来、わずか2戦目。
これまで3階級で世界タイトルを獲得してきた中谷は、井上に勝利することでボクシング界のトップに躍り出ようとしていた。
戦績は32勝1KO24敗。
井上は2024年5月に東京ドームでメキシコのルイス・ネリーを下しており、2度目の東京ドームでの試合だった。
スタジアム周辺は開場数時間前から多くのファンでごった返していた。
井上と中谷が日本のボクシング界に画期的な一戦のために入場すると、熱気は最高潮に達した。
「リングから見た景色は、私にしか味わえないものでしたが、それを見ることができたのは、スタジアムの5万5千人の観客のおかげです」と井上は語った。
“また東京ドームに来ますので、またこの景色を味わわせてください”
井上の弟・拓真は、アンダーカードで井岡一翔を判定で下し、WBCバンタム級世界王座を保持した。
37歳の井岡は5階級目の世界タイトル獲得に挑んだ。
AFP