リヤド:ユーロメリカス・スポーツ・マーケティングの調査によると、アル・ナスルは、サウジアラビアリーグのタイトルを獲得した今シーズン、世界で120万枚以上のジャージを販売し、ジャージ販売数で世界トップ10に入った。
同調査によると、クラブの躍進はクリスティアーノ・ロナウドの影響によるもので、彼のソーシャルメディア上の数百万人のフォロワーが、アル・ナスルのジャージを中東を超えたグローバル・マーケティングのアイコンに変貌させ、アメリカ大陸、アジア、オーストラリアにまたがる何千人ものファンやコレクターを魅了した。
Euromericas Sport Marketing社が発表したデータでは、スペインのレアル・マドリードが明らかにリードしており、フランス人のキリアン・ムバッペとブラジル人のヴィニシウス・ジュニオールのスターパワーに牽引され、ジャージの売り上げが313万枚を超え、世界ランキングのトップに立った。
ユーロメリカス・スポーツ・マーケティングは、スポーツ・マーケティングとリサーチを専門とするエージェンシーやコンサルティング会社で、この分野ではラテンアメリカで初めてトップ5にランクインした。
2位はFCバルセロナで、販売数は294万着に達し、フランスのパリ・サンジェルマンはUEFAチャンピオンズリーグ優勝に伴い254万着を販売し、3位となった。
ドイツのバイエルン・ミュンヘンが230万着で世界4位、アメリカのインテル・マイアミが210万着、アルゼンチンのボカ・ジュニアーズが190万着、イングランドのマンチェスター・ユナイテッドが185万着、ブラジルのCRフラメンゴが160万着、イングランドのチェルシーが140万着で9位と続いた。
アル・ナスルは世界第10位、非ヨーロッパクラブでは第4位にランクされ、権威ある国際ランキングでアラブとアジアのクラブとして唯一、ヨーロッパの老舗サッカークラブを抑えてのランクインとなった。
また、アルゼンチンのスター、リオネル・メッシの存在に牽引され、216万着のジャージを販売し、世界5位に浮上したインテル・マイアミの目覚ましい台頭により、アル・ナセルと同様のマーケティング現象が浮き彫りになった。
これとは対照的に、イタリアの歴史あるサッカークラブはトップ10にランクインしていない。これは、世界のスポーツ産業で大きなシェアを争うようになっているサウジアラビアリーグを筆頭とする新興リーグと、イタリアリーグとの間に商業的・マーケティング的格差が広がっていることの表れである、と報告書は評している。