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エジプトがスプートニクとアストラゼネカのウィルスワクチンを承認

首都カイロから約120km東にあるイスマイリアのブ・ハリファ病院の屋外に建てられたテントで記者会見を開く(左から右へ)エジプトのハラ・ザイード保険大臣、同席したアブデルムーニム・セーラム医師、および医療スタッフのアーメド・ヘムダン氏。2021年1月24日。記者会見の前、男性二人がコロナウィルスワクチンの摂取を受けた。(資料写真/AFP)
首都カイロから約120km東にあるイスマイリアのブ・ハリファ病院の屋外に建てられたテントで記者会見を開く(左から右へ)エジプトのハラ・ザイード保険大臣、同席したアブデルムーニム・セーラム医師、および医療スタッフのアーメド・ヘムダン氏。2021年1月24日。記者会見の前、男性二人がコロナウィルスワクチンの摂取を受けた。(資料写真/AFP)
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25 Feb 2021 08:02:16 GMT9
25 Feb 2021 08:02:16 GMT9
  • 当局はこれまでにも、中国のシノファーム製ワクチンとインドで生産されるアストラゼネカのワクチンに対し緊急承認を与えている
  • ロシアの政府系ファンドRDIFは、エジプトは35番目のスプートニクV承認国と述べた

カイロ: エジプトの医薬品当局が水曜、スプートニクVとアストラゼネカのコロナウィルスワクチンの使用を認可した。この北アフリカの国は1ヶ月前に予防接種キャンペーンを開始している。

医薬品当局は「韓国から輸入された…スプートニクVとアストラゼネカ、2つのワクチンの使用に対し緊急承認を与えた」と、Facebookページに投稿した声明で述べた。

同当局はこれまでにも、中国のシノファームのワクチンと、インドで製造されコビシールドという名前で販売されるアストラゼネカのワクチンに対し、緊急承認を与えていた。

ロシアの政府系ファンドRDIFは声明で、「エジプトはスプートニクVを認可する世界で35番目の国」と述べた。

エジプトは1月24日にCOVID-19予防接種プログラムを開始し、国民にワクチン接種するアフリカで初めての国の1つとなった。医者や看護師はシノファームのワクチンを受け取っている。

1億人以上を抱えるこのアラブ世界で最も人口の多い国は、シノファーム製ワクチンの第一弾を12月に、アングロスウェーデンのアストラゼネカ/オックスフォード製ワクチンの最初の投与分を1月末に受け取った。

エジプトの公式記録によれば、同国の新型コロナウィルス感染例は179,000人以上、死者は10,400人以上となっている。

保険当局は、検査率が低いため本当の数字は少なくとも10倍高い可能性があると警告してきた。

AFP

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