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日本の競泳選手池江璃花子は、50mバタフライと自由形の両種目を制するも、個人での五輪出場は逃す

2019年2月にガンと診断され、闘病を経て昨年3月にトレーニングを再開したばかりの池江は、50mバタフライと50m自由形の両方で優勝し、今週初めに本大会で既に獲得した2つの勝利に更に2つを加えた。(AFP)
2019年2月にガンと診断され、闘病を経て昨年3月にトレーニングを再開したばかりの池江は、50mバタフライと50m自由形の両方で優勝し、今週初めに本大会で既に獲得した2つの勝利に更に2つを加えた。(AFP)
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10 Apr 2021 09:04:57 GMT9
10 Apr 2021 09:04:57 GMT9

東京: 東京:白血病を克服した池江璃花子選手は、土曜日に行われたオリンピック競泳日本代表選考会で4勝を挙げたが、東京大会への個人での参加資格は逃した。

2019年2月にガンと診断された後、昨年3月にトレーニングを再開したばかりの池江選手は、50mバタフライと50m自由形の両方を制し、今週初めに東京で獲得した2つの勝利に更に2つを加えた。

コロナウイルスの影響で延期となっている五輪東京大会のメドレーと4×100m自由形リレーの出場権を獲得した池江は、日本選手権を兼ねた代表選考会の最終日に臨んだ。

50mバタフライはオリンピック種目ではないため、この日の唯一の個人種目での出場をかけた50m自由形での24秒84のタイムは、出場権を獲得するまでには届かなかった。

「もっと良いタイムを出したかったが、一番大事なのは4つ目のタイトルを獲得できたことなので、とても嬉しい」と、選考会前には2024年のパリ大会を目指していると述べていた池江は語った。

「大会を迎える直前まで結果がどうなるか分からなかったが、競技場に入った瞬間、絶対に勝とうと思った」とも池江は語っている。

池江は2018年のアジア大会で金メダル6個、銀メダル2個を獲得してMVPに選ばれ、五輪東京大会のスターの一人として期待されていた。

しかし、白血病と診断されてから約10ヶ月間入院し、競技は昨年の8月に再開したばかりだった。

2月の東京オープンでは50mバタフライで優勝し、復帰後初の優勝を果たしたばかりである。

そして、今週の代表選好会では、100mバタフライで優勝し、日本のメドレーリレーチームでの出場権を獲得した。

その後、100m自由形で優勝し、4×100mリレーチームでの出場権を獲得したが、50m競技は疲労のために棄権することも考慮した。

今夏の五輪大会では、「リレーチームに貢献したい」と意気込んでいる。

「出場すると決めたからには、きちんと自分の役目をやり遂げたいと思う」と池江は決意を述べた。

「オリンピックまではまだ数ヶ月あるので、それまでに更に力をつけられると思う」

時事通信社

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