• Centola氏はミスク・グローバル・フォーラムでの講演で、キッディヤへの取り組みが同地区を未来の都市へと変えるだろうと述べた
• オスカー受賞であり、ファイサル国王の伝記映画「Born a King」の舞台裏で活躍したこの人物は、サウジアラビア君主の物語は同王国の素晴らしい外部プロモーションであると説明した

Lojien Ben Gassem

リヤド: シックス・フラッグス・エンターテインメントの国際事業・ビジネス開発担当副社長のMario Centola氏は、政府のキッディヤへの支援によって拡大が進んでおり、同社が観光客・ビジネスをサウジアラビアへ誘致しやすくなるだろうと述べた。

Centola氏はミスク・グローバル・フォーラムでの講演で、同社が世界ダントツのサイズ・速度・長さ・傾斜を誇るジェットコースターの建設を目指していると述べ、「このようなライドやパークはリヤドのすぐ外れでのみ体験できるようになるでしょう」と語った。

「エンターテインメントは真剣なビジネスである」と題されたフォーラムのセッションへの参加中、同氏はキッディヤへの取り組みが同地区を未来の都市へと変えるだろうと説明し、最新技術がこの都市のあらゆる部分に取り入れられるだろうと述べた。

同氏は、サウジアラビア王国のイノベーションが、特にエンターテインメント分野において素晴らしい雇用機会をいかに創出しているかということに言及し、サウジアラビア国民に目の前にあるこの機会を掴むよう呼びかけた。

また、Lola Filmsのスペイン人プロデューサー兼CEOのAndrés Gomes氏も講演で、同氏とサウジアラビアとの関係が10年前に始まったことを語っていた。

オスカー受賞者であり、ファイサル国王の伝記映画「Born a King」の舞台裏で活躍した同氏は、サウジアラビア君主の物語は、70％が英国での場面であるというその国際的なストーリー展開を考えれば、サウジアラビア王国の素晴らしい外部プロモーションであると説明した。

「我々は国民が好む映画を作らなければなりません…映画やテレビにおいては外国文化に侵食されないようサウジアラビアは非常に注意すべきです」と同氏は語った。

「もちろん、自国で作品を制作するような時間はなかったのでしょうが、それこそ政府に求めるべきことなのです。支援を求めてください」

東映アニメーションの常務取締役兼プロデューサーの清水慎治氏は、10年前にサウジアラビアに初めて来た時のことと、サウジアラビアの若者の日本のアニメーターへの関心についてのビジョンを語った。

「東映アニメーションは63年前に創立されました。私は同社で42年間働いていました…日本のアニメーションは若者たち、そして多くの人々の間で徐々に楽しまれるようになりました」

「若者たちは才能にあふれ、吸収も非常に速く、サウジアラビア文化を表現したいと考えています。我々は日本人スタッフと仕事をともにし、一緒にとても楽しい時間を過ごしています」

Alsahar Animationの創設者Alabbas Bin Alabbas氏は、サウジアラビア国民にとってのこの時代の重要性を強調した。同国がエンターテインメントや芸術に門戸を開いており、子供たちを引き付けるものとしてのアニメーションや、政府の奨励・支援を受けながら若者の間に存在するその大きなエネルギーを重視しているからだ。

「今度は我々が世界に貢献し、我々が何者で、我々の物語が何であるかを示す番だと思います」と同氏は語った。