• サウド・ビン・ミシャール・アル・サウド王子が地域社会、クラブ、国際レベルでの競技人口を増やすための大規模な取り組みを発表

ラシド・ハッサン（Rashid Hassan）

リヤド：インドのクリケットのレジェンド、ムハンマド・アズハルディーンがサウジアラビアの競技連盟理事であるサウド・ビン・ミシャール・アル・サウド王子の取り組みを称賛した。王子は国内における競技の活発化を目指し、幅広い計画を実施している。

さらに、自身の経験と知識を活かしてサウジアラビア代表クリケットチームの発展を支援したいと述べた。

先日、王子はサウジアラビアクリケット連盟（SACF）が地域社会、クラブ、国際レベルでの競技人口を増やすための大規模な取り組みに着手したことを発表した。

アズハルディーンは「サウジアラビアのクリケット連盟が大規模にクリケットを推進しているのは喜ばしい」とアラブニュースに語った。

58歳のアズハルディーンは、テスト99回、ワン・デイ・インターナショナル334回の出場経験を持ち、ナショナルチームのキャプテンを2度務めたベテランだ。彼はSACF理事の働きを称え、「サウド王子は今画期的な計画を前に進めた」と述べた。

「サウジアラビアは、クリケットの国際競技団体である国際クリケット評議会（ICC）と提携しているので、アラブ首長国連邦と同様に、サウジアラビアでもクリケットが盛んになるといいと思います」。

現在はインドの政治家であるアズハルディーンは、「サウジアラビアクリケット連盟の取り組みの成功を願っています。私にできることがあれば、喜んで協力します」と述べた。

すでに今年からSACFの計画は進められている。サウジ・スポーツ・フォア・オール連盟と合意した4つのプログラムの一環で、11都市で開催されるナショナル・クリケット・チャンピオンシップもそのひとつだ。2月に立ちあがったこの大会は国内最大のクリケットトーナメントである。

さらに、10月と11月の企業クリケットトーナメントの開催、海外在住労働者を対象としたクリケットリーグの設立、さまざまな都市でのソーシャルクリケットプログラムの導入が予定されている。

SACFは年間を通して2万人がこれらのプログラムに参加することを見込んでいる。計画の発表によって気運を高めたことはすでに国内外で評価されている。

パキスタンで人気のクリケットフランチャイズ、ペシャワールザルミのオーナーであるジャブド・アフリディは先日、アラブニュースや一連のプログラムとのメディアパートナーシップを通じてSACFを支持するメッセージを送り、サウジアラビアのクリケットチームに自身のチームとの親善試合を行う機会を提案した。連盟は挑戦を受け入れ、現在、試合日程を調整している。

「ペシャワールザルミのチームがサウジアラビアとの親善試合を提案してくれたのはとても嬉しいです」とアズハルディーンは付け加えた。

ペシャワールザルミは2016年のトーナメント開始以来、パキスタンスーパーリーグで1回優勝、2回準優勝している。キャプテンのワハブ・リアズは、サウジアラビアでプレーするのが楽しみだとアラブニュースに語った。

「サウジアラビアのような国がクリケットへの関心を高めているのは非常に良いことです。サッカーでとても有名ですから。

「我々にとっても素晴らしいチャレンジですし、サウジの対戦は面白い試合になると思います。それぞれにいい体験ができるはずです」とリアズは言った。