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上向きライトで美しく咲く=バラ鉢植えの新たな育て方―東大

光合成に必要な葉緑体のある細胞は葉の裏側にもあり、上向きに照らしても花を咲かせることが可能という。(Shutterstock)
光合成に必要な葉緑体のある細胞は葉の裏側にもあり、上向きに照らしても花を咲かせることが可能という。(Shutterstock)
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22 Jun 2021 02:06:19 GMT9
22 Jun 2021 02:06:19 GMT9

薄暗い室内では育ちにくい鉢植えのバラを、根元から上向きにライトで照らすことで、手軽できれいに咲かせる方法を、東京大大学院農学生命科学研究科の矢守航准教授(植物生理学)らが考案した。論文は22日までに、米園芸学会誌に掲載された。

バラの開花には葉で光合成が行われる必要があるが、部屋の中は窓際以外は薄暗く、咲かずに枯れてしまう。鉢植えを上から照らす方法もあるものの、ライトや鉢植えの置き場所が限定されがちだった。矢守准教授らはバラの根元にLEDライトを置いて、上向きに照らす方法を考案。全く照らさない育て方や、上から照らした場合と比較した。

その結果、全く照らさない場合は花が咲かずに枯れ、上から照らす方法は、花はよく咲いたが、下部の葉が枯れた。一方、根元から照らしたバラは葉が枯れず、つぼみも3分の2以上が開花した。

光合成に必要な葉緑体のある細胞は葉の裏側にもあり、上向きに照らしても花を咲かせることが可能という。矢守准教授は「より見栄え良く葉を茂らせ、花を長期的に楽しむのに有効」と指摘。他の植物でも効果があるとみて研究を進める。

JIJI Press

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