アラブニュース・ジャパン
インディアナポリス・モーター・スピードウェイのロードコースで開催されたインディカー・シリーズで、ホンダがワンツーフィニッシュを果たした。
天候コンディションが、ウェット、ドライ、ウェットと何度も変わる過酷な2時間のレースを経て、極めて熾烈なGMRグランプリを突破したのはコルトン・ハータだった。彼にとって今季2022年の初優勝となった。
コルトンは同じくホンダドライバーのサイモン・パジェノをリードし、ホンダがワンツーフィニッシュを果たすこととなった。
「すごいことだ!今回はこれまでで一番難しいレースだった」とハータはレース後にコメントした。
「早めにドライ用の『滑らか』なタイヤに交換したのが功を奏し、順位を大きく上げることができた。その他の判断も正しいタイミングだった。ウェットからドライ、そしてまたウェット、素晴らしかった。そしてこの天候の中で見守ってくれたすべてのファンの皆さん、どうもありがとう。みんな大好きだ」と締めくくった。
この日は、ドライバーもチームもノーミスで、ハータはインディカー・シリーズ通算7勝目を果たすことができた。
ハータの後方では、マイヤー・シャンク・レーシングのサイモン・パジェノが、スターティンググリッド20番手から追い上げて2位でチェッカーを受け、ホンダのワンツーフィニッシュを達成させた。
「最後で視界がとても悪くなった。マシンの調子はとても良かったから本当に残念だったが、非常に見にくかったんだ」とサイモン・パジェノはコメントした。
「(優勝した)コルトン(・ハータ)、おめでとう。そして、マイヤー・シャンク・レーシングの誰もが素晴らしい仕事をした。タイヤについても、とても際どい状況だったが、正しい判断をした。非常に難しい判断だった。しかし、全体的に僕らにとって素晴らしい日だった。本当に良い仕事をした」