アラブニュース

• 男子マラソンにはケニアからダニエル・キベトとディクソン・チュンバの両選手が参加する
• 女子マラソンでは、エチオピアの元世界チャンピオン、マレ・ディババと、ケニアのアンジェラ・タヌイが参加を決めている

アブダビ：世界でも一流の長距離ランナーが、今年12月17日に開催されるADNOCアブダビマラソンに参加すると、主催者が明らかにした。

2019年イスタンブールマラソンで優勝し、今年のミラノマラソンで2位に入ったケニアのダニエル・キベトが、2週間後に迫った4回目の大会に参加を表明した。

同じくケニアから、ワールドマラソンメジャーズの内2つ（2014年、2018年東京マラソン、2015年シカゴマラソン）を制したディクソン・チュンバも参加する。

女子マラソンでは、2015年世界チャンピオン、2016年オリンピック銅メダリスト、エチオピアのマレ・ディババ、2021年アムステルダムマラソンで優勝し、2022東京マラソンと2019ウィーンマラソンでそれぞれ4位、2位に入賞したケニアのアンジェラ・タヌイも参加を決めている。

今年は過去最高となる2万人の走者が参加する予定で、42.2キロの新ルートも導入される。

同日にマラソンリレー（2人のランナーが21.1キロずつを走る）、10キロ走、5キロ走、2.5キロ走も行われる。

レースはADNOC本部前でスタートし、走者たちはアブダビを代表する主だったランドマークを通る。

アブダビスポーツ評議会のアレフ・アル・アワニ理事長は次のように語った。「開始当初から、ADNOCアブダビマラソンはシーズンを締めくくって次年度に備える絶好の機会として、世界の一流ランナーの関心を引いてきました。今年参加するトップ選手たちの実績が、アブダビおよびADNOCアブダビマラソンが世界の長距離レース界でいかに急速に名を高めてきたかを物語っています。

2万人を超える参加者も、このイベントがコミュニティにおいて持つ優れた地位、努力を集結して健康的で活動的なライフスタイルを促進する能力を証明しています。どのレース、どのレベルの走者であってもまだ参加受け付け中です」

一方、主催者は様々なレースを完走した人に与えられるメダルの新デザインを公開した。

このメダルには、今年過去最高となった参加予定者数も刻まれる。