政府は28日、新型コロナウイルスの対策として、危険度の高い病原体を扱える「バイオセーフティーレベル(BSL)3」の施設改修や、新型インフルエンザの治療薬「アビガン」の臨床研究などに、25億円を拠出すると発表した。既に投入を決定している20億円に上乗せする。
BSL3施設については既存の数カ所を改修。アビガンは新型ウイルスへの有効性が期待されている。
竹本直一科学技術担当相は閣議後の記者会見で、「できるだけ早く状況を鎮めるための研究開発に全力を尽くしたい」と強調した。
時事通信社