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塩野義製薬、後期臨床試験でCOVID治療薬がエンドポイントを満たさなかったと発表

共同通信の今月の報道によれば、日本政府は200万コースの医薬品を購入したが、そのほとんどが未使用のまま廃棄される予定だという。(AFP)
共同通信の今月の報道によれば、日本政府は200万コースの医薬品を購入したが、そのほとんどが未使用のまま廃棄される予定だという。(AFP)
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13 May 2024 04:05:11 GMT9
13 May 2024 04:05:11 GMT9

東京:日本の塩野義製薬は月曜日、錠剤ベースのCOVID-19治療薬が、国際共同後期臨床試験において、COVID-19の一般的な15の症状を統計的に有意に軽減するという主要評価項目を達成しなかったと発表した。

しかし、アンシトルビルの主要第3相試験(SCORPIO-HR)では、プラセボと比較して強力な抗ウイルス効果が示されたという。

塩野義製薬は以前、市販名ゾコバとして知られるこの錠剤が米国で承認されれば、年間20億ドルの売上が見込まれると述べた。

ゾコバ(Xocova)はファイザー社の抗ウイルス剤Paxlovidと競合することになる。

塩野義製薬の最高経営責任者(CEO)は3月、日経新聞の取材に対し、2025年初頭には米国での販売が可能になるとの見通しを示した。

ゾコバは2022年11月に日本の規制当局から緊急承認され、COVIDの国内初の経口治療薬となった。日本では2024年3月に承認された。

共同通信の今月の報道によると、日本政府は200万コースの薬剤を購入したが、そのほとんどは未使用のまま廃棄される予定だという。

同薬は2023年に米国食品医薬品局からファスト・トラック指定を受けた。

SCORPIO-HR試験は、米国国立衛生研究所(NIH)のCOVID治療・ワクチンに関する官民パートナーシップの一環である。

同社は、アンシトルビルを使用可能にするためのルートを探るため、規制当局との協働を継続すると述べているが、それ以上の詳細は明らかにしていない。

ロイター

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