西村康稔経済再生担当相は2日、新型コロナウイルス感染症のさらなる拡大に備えて、「人工呼吸器、体外式膜型人工肺(ECMO)それぞれの増産の支援、医療機関による導入支援を(緊急経済)対策の中で考えていきたい」と表明した。近く取りまとめる同対策に盛り込む予算額などについては言及しなかった。
西村氏は重篤な症状の患者の治療に使うECMOについて、取り扱える人材を従来よりも短期間で育成する体制整備も進める考えを示した。
時事通信社