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日本とカンボジア、ウクライナの地雷除去を支援

2024年7月6日、プノンペンのカンボジア地雷対策センター(CMAC)を訪問した上川陽子外相(C)は、地雷探知機を手に地雷除去作業員(右)と会談した。(AFP)
2024年7月6日、プノンペンのカンボジア地雷対策センター(CMAC)を訪問した上川陽子外相(C)は、地雷探知機を手に地雷除去作業員(右)と会談した。(AFP)
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07 Jul 2024 12:07:46 GMT9
07 Jul 2024 12:07:46 GMT9
  • 大臣は、日本は来週ウクライナに大型地雷除去機を提供すると述べた。
  • ウクライナでは、地雷による死者が民間人や兵士の間で頻繁に発生している。

プノンペン:上川陽子外相は土曜日、プノンペンを訪問した際、日本はカンボジアと協力し、ウクライナやその他の戦争で荒廃した国々から地雷を撤去すると述べた。

カンボジアでは、1998年に終結した約30年にわたる紛争の間、数百万個の地雷が敷設され、何万人もの人々が死傷した。

東南アジアのカンボジアは地雷対策の世界的リーダーであり、1998年以来、日本と共に地雷除去に取り組んでいる。

「カンボジアは、日本の世界的な地雷除去活動にとって不可欠なパートナーです」と上川氏は記者会見で述べた。

「カンボジアは、対人地雷の被害を受けた国として、対人地雷の非人道性に対する認識を高めることに大いに貢献してくれると確信している」と述べた。

同大臣は、日本は来週ウクライナに大型地雷除去機を提供し、8月にはカンボジアのウクライナ関係機関に機器の使用方法を訓練すると述べた。

カンボジア地雷除去センター(CMAC)のヘン・ラタナ事務局長は、記者団に対し、カンボジアの地雷除去業者とともに「この重要な取り組みを誇りに思うとともに、協力の新戦略を強く支持する」と述べた。

「(カンボジア)政府の方針に従い、地雷や戦争残存物の問題を抱える国々との経験共有に参加できることをうれしく思います」と付け加えた。

2022年にロシアに侵攻されて以来、地雷や爆発物の残骸が散乱しているウクライナでは、地雷による死者が民間人や兵士の間で頻繁に発生している。

ヒューマン・ライツ・ウォッチによると、ウクライナの27地域のうち11地域で地雷が確認されている。

ロシア軍は2022年2月以来、少なくとも13種類の対人地雷を使用したことが知られている、と同団体は述べている。

一方カンボジアは、1960年代から数十年にわたる戦争で廃棄された弾薬や武器がいまだに散乱している。

地雷や不発弾による死者は後を絶たず、1979年以降、約2万人が死亡、その2倍が負傷している。

昨年8月には、同国北東部の学校内から戦争で残された数千個の不発弾が発掘された。

2018年には、カンボジア南部での地雷除去訓練中に戦争時代の兵器が爆発し、オーストラリア人とカンボジア人が死亡した。

政府は2025年までにすべての地雷と不発弾を除去すると宣言している。

AFP

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