資生堂は2日までに、フランスの化粧品工場でアルコール消毒液の生産を始めた。現地の医療機関に無償で提供する。米国でも6日ごろから生産する見通し。新型コロナウイルスの感染拡大による消毒液の供給不足に対応する。
仏オルム市のスキンケア化粧品や香水を製造する工場で、先月末から生産を開始。アルコールを扱う既存の設備を利用し、週2万本のペースで生産している。
米国ではニュージャージー州の化粧品工場で生産予定。工場は操業停止中だが、6日の再開を予定している。
時事通信社