
東京:アステラス製薬の日本人従業員が今週、中国で3年6か月の懲役刑を言い渡されたが、控訴する計画はないと、日本の共同通信が土曜日に、名前の明かされていない日中の関係筋を引用して報じた。
この日本人男性は、2023年3月からスパイ容疑で拘束され、約1年前に起訴されていた。
日本の内閣官房副長官、青木一彦氏は、裁判所の判決の翌日の木曜日に開かれた定例記者会見で、判決は「極めて遺憾」だと述べたが、個人の名前や所属については言及しなかった。
共同通信の報道について、日本外務省の当局者は、控訴の有無は被告と弁護士の間で決定すべきであり、政府は予測を控えると述べた。
ロイター通信の電話取材に対し、アステラス製薬は応答しなかった。中国外務省からも直ちに反応はなかった。
ロイター