東京:東京電力は、損傷した福島第一原子力発電所から今年4回目となる処理水の海洋放出を完了したと発表した。
処理水は高度液体処理システム(ALPS)を使って処理され、太平洋に放出される。東京電力は、このシステムは安全だと言っているが、一部の環境保護団体は、放出された水がこの地域の生態系に影響を及ぼすと考えている。
2025年度4回目のALPS処理水の排出は9月11日に始まった。東電によると、海水で希釈した後の水中のトリチウム濃度を分析した結果、分析値は「計算濃度とほぼ等しく」、1リットル当たり1500ベクレル以下であることを確認したという。
海水のサンプルは、発電所から半径3km以内の10カ所と10平方km以内の4カ所から採取された。
東電によると、結果は排出停止レベル(700ベクレル/リットルまたは30ベクレル/リットル)と調査レベル(350ベクレル/リットルまたは20ベクレル/リットル)の両方を下回った。
4回目の放流の間、ALPS処理水の放出量は約460m³/日で一定だった。放流作業は月曜日に終了した。
2025年度、東京電力は7回の放流を計画しており、1回の放流量は約7,800m³、年間放流量は約54,600m³となる。年間のトリチウム排出量は約15兆Bqとなる。