東京:天皇陛下とそのご家族は、金曜日、東京の皇居に集まった旗を振る大勢の新年の祝福者に手を振られた。
雅子皇后や他の皇族方とともに皇居のバルコニーの下に並び人々に新年のご挨拶をされた。集まった人の中には「万歳」と叫ぶ人もいた。
毎年恒例の天皇一家による新年のお出ましは、東京都心にある普段は閉ざされた皇居に大群衆を集める。
日中5回の行幸啓には、寒さをものともせず長蛇の列ができる。
天皇は政治的な権力を持たないが、日本にとって象徴的な意味を持っている。第二次世界大戦は、徳仁天皇の祖父である裕仁昭和天皇の名において戦われたが、彼と彼の家族は長年にわたって平和を提唱している。
事前に発表された声明の中で、徳仁天皇は昨年が第二次世界大戦の終結から80年にあたることを指摘。世界の一部で戦争や争いが続いていることを踏まえ、平和のメッセージの重要性を強調した。
「平和な世界を築くために、人々の間で対話の努力を続け、相互理解を深めていくことが重要だと深く感じています」と声明で述べた。
声明文と金曜日のコメントの両方で、彼は地震、豪雨や雪、森林火災などの最近の自然災害について語った。
2024年には、元旦に能登半島で地震が発生し、数百人が死亡したため、毎年恒例の行事は中止された。2021年と2022年には、コロナウィルスの大流行により中止された。
天皇ご夫妻の唯一のお子様である愛子内親王殿下は、他の親族と同様、今年のご挨拶にご両親とともにご出席された。愛子さまは、男性のみが菊の御座を継承できるルールについての国民的議論の中心となっている。
また、徳仁天皇の甥である悠仁親王の出席も注目を集めた。悠仁親王は現在、皇室の成人行事に参加し、皇位継承者の可能性もある。彼は父である秋篠宮に次ぐ皇位継承者である。
徳仁天皇の父で2019年に退位した明仁天皇も、美智子殿下(現天皇の母)とともに出席していた。
AP