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即位の礼に参列した外国賓客を日本の伝統芸能でもてなす

23 Oct 2019 01:10:19 GMT9

   東京、10月23日(時事通信)--安倍晋三首相は10月23日、東京都内のホテルで晩餐会を開き、前日執り行われた、天皇が即位したことを内外に宣明する儀式である「即位礼正殿の儀」に参列した外国賓客を日本の伝統芸能でもてなした。

   晩餐会では狂言師の野村萬斎、歌舞伎役者の市川海老蔵、文楽人形遣いの吉田玉男の各氏が共演した。

   安倍首相はスピーチで「わが国は令和の時代に国際社会と手を携え、世界の平和と繁栄、地球規模課題の解決、科学技術や文化の発展、相互理解の促進に一層の貢献を行っていく決意だ」と述べた。

   日本の新時代の幕開けとなる令和だが、令和元年は5月に新天皇の即位と時を同じくして始まった。

   野村、市川、吉田の3氏が演じたのは豊穣を願いながら祈り、舞う演目「三番叟」で、成立年代が異なる日本の伝統芸能が一堂に会する演出となった。

   また能楽師の観世清和氏と息子の三郎太氏が、豪快に獅子が舞う演目「石橋」を披露した。

   賓客らは松茸をはじめとする食材を使った日本料理でもてなされた。乾杯に使われた日本酒は福島県産の「飛露喜」。ハラル料理とヴィーガン料理も用意された。

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