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東京：日本で最も長く首相を務めた安倍晋三氏が健康上の理由で金曜日に辞任を発表したのを受け、多くの政財界リーダーたちがコメントを公表した。その多くはコロナ禍での政治的空白は避ける必要があることを強調した。

立憲民主党代表の枝野幸男氏は、知らせを聞いて非常に驚いており、政治的立場は違っても、健康上の理由による辞任は本人にとって非常に残念であろうと想像すると述べた。そして、日本がウイルス感染とそれによる厳しい経済的影響に苦しむ中、与党である自由民主党は政治的空白を最小限にすべく責任を果たさなければならないと強調した。

国民民主党代表の玉木雄一郎氏は、安倍氏は治療に専念する必要があると強調した。彼はまた、政府は新型コロナ関連の政策を続けていかなければならないとした。

 日本共産党委員長の志位和夫氏も、政治的空白やコロナに対する政府対応の遅滞を回避する必要を訴え、後継首相を指名して十分な審議ができるよう速やかに国会を召集すべきだと付け加えた。

 一方、日本維新の会代表の松井一郎氏は、安倍氏の決断は驚きであったが、維新の会は公共サービスを改善・拡大すべくありとあらゆる形で安倍氏と協議しながら進めることができたと謝意を表明した。

経済界のリーダーたちも辞任のニュースにコメントした。日本経済団体連合会会長の中西宏明氏は、安倍氏のリーダーシップを評価しつつも、日本は経済政策の見直しや感染対策などの重要問題に直面していると強調した。

さらに、経済財政諮問会議議員でもあるサントリーホールディングス社長の新浪剛史氏は、国のGDPはマイナスに落ち込んでおり、産業はコロナ禍で厳しい状況に直面していると指摘した。そして後継の首相には規制撤廃、構造改革、困窮者支援の遂行を期待すると述べた。

他の政界著名人たちも、安倍氏の会見発表を受けて特定問題を取り上げた。玉城デニー沖縄県知事は、安倍氏の1日も早い健康回復を願いつつ、沖縄県米軍基地移設の中止と、それについて対話の場を設けることへの希望を表明した。

また北朝鮮拉致被害女性の父親である有本明弘氏は、安倍氏の辞任に驚いたと述べ、辞めるのが早すぎると思うと言った。妹が拉致被害者である飯塚繁雄氏は、次の首相には、まだ帰国していない被害者を全員連れ戻してくれるよう希望すると述べた。